グリーンチャンピオン

グリーンチャンピオンレポート 有限会社マルクニ

  • 業種:文具卸業
  • 従業員数:3 人
有限会社マルクニさんは越前町2 丁目にある文具の卸専門店。
社長さんがエコに積極的で、日頃から社内でできるエコを積極的にやっていこうという社風でがんばっています。

エアコンの工夫

マルクニさんでは文具棚の隅など、必要のない場所は照明を外し、エアコンの温度設定は夏28 度、冬20 度を徹底して行っており、昨年度と比べて今年の電気使用量の削減率は91%になります。
「確かに、ものすごく暑いときにはお客さんなど来たときは少し温度を下げたりしますが、通常は特にこの温度で支障はありません。3年前にエアコンを買い替えたので「エコモード」で使っています。8月の電気の使用量がとても減っているのは、やはりエアコンを新しくしたことも影響していると思いますね。冬場のエアコン使用時には、扇風機で温かい空気を事務所内に循環させています」(総務:須賀さん)
文具棚の隅など、必要のない場所は照明を外しています

水道使用の節約

「うちの会社は社長が核になってエコを広げていく形なので、徹底できますが、会社エコは、自分の家庭よりも気を遣いますね。家では、少々いいかなと水を出しっぱなしにして食器を洗ったりすることもありますが、会社では水を使うことはあっても、やはり節水に努めています」(総務:須賀さん)
水道はここで暮らしているわけではないのでそれほど使わないそうですが、建物全体の水道使用量によって割り振った請求が来るとのこと。夏場は極端に減っているときもあるといいます。ヒアリングを行った推進員さんは「この店舗の上の階がマンションになっているので、やはり冬場はお風呂に毎日入ったり、お湯を使うために使用量が高くなるのかもしれないですね」と言っていました。

文房具とエコ

「最近の文具はほとんどが環境に配慮した商品、グリーン購入商品になっています。文具も家電も昔のものと比較して、最近のものは機能的ですが、文具の場合は「安ければいい」と壊れない限りずっとそのまま使われていますよね。しかし、一方で針なしで書類を止めるステープラーなどは最近とてもよく売れています。そういう意味でも、文具を見ると、みなさんがどれぐらいエコに関心を持っているかがわかりますね」(営業:笠井さん)
マルクニさんでは高知県産材を使った家具の普及のため、四万十町森林組合さんと一緒に四万十ヒノキや集成材で作った家具を販売しています。
「高知県産材の家具は大変質が良く長持ちするものですが、どうしても割高になってしまうのがネックですね。先日、下知のコミュニティセンターに会議テーブルを20 台入れていただきました。きっと長く使ってもらえると思います」(営業:笠井さん)
高知の豊かな森林資源を上手に使うことで、間伐された森は元気になります。マルクニさんは循環型の社会をめざして活躍しています。
グリーンチャンピオン 笠井博文さん
グリーンチャンピオン 営業 笠井博文さん
「プライベートでのエコの取り組みは、早寝早起きすることですね!
でも、これは私だけじゃなくて家族がやらなければどうしようもないですね(笑)」と
グリーンチャンピオンの笠井博文さん。

会社情報

有限会社マルクニ
〒780-0928 高知県高知市越前町2丁目7-3 KM ビル 1F
088-821-0933