グリーンチャンピオン

グリーンチャンピオンレポート 高知日産プリンス販売株式会社 本社・旭支店

  • 業種:カーディーラー
  • 従業員数:39人
接客を中心とする事務所だけに、機能や効率と省エネの両立はなかなか難しいとおっしゃるグリーンチャンピオンの山崎智司さん。
できる範囲で、無理なく快適な職場環境を保ちながら実践できるエコの取組みを模索中です。
「事務所の機能や効率から考えると、電球の間引きは難しくてしていません。一つのスイッチで3、4箇所の蛍光灯が点灯するので、朝早く出社したときなどは自分のデスク周辺の電気だけをつけるようにして、必要のない照明は極力使わないよう心がけています。しかし、お客さま相手の仕事ですので昼の消灯はできないのです。例えば消灯時間を決めても、昼休み中でも電話番の担当もいるのでなかなか徹底できないのが現状です」

エアコンの工夫

「暖房は、以前は24度に設定していたのを22度ぐらいに下げるようにしていますが、特別にウォームビスに取り組もうというような告知はしていません。22度に設定して様子を見ていましたが問題はないようです。女性のスタッフは膝掛けや小さいヒーターを足下に置いている方もいます。お客様から寒いと苦情が来たことはありません。

ほかには、暖房効果をあげるために会議室のドアを閉めて暖かい空気が外に逃げないように気を配るといったことは細かく気をつけています。ブラインドに関しては、冬場は3時、4時頃から西陽がまぶしくなるので下ろしますが、それほど意識して使っているわけではありません。むしろ夏場などは暑くなるので冷房効率を考えて、そこだけブラインドを閉めることがありますね」(山崎さん)
必要のない照明は極力使わないよう心がけ

節水・節電は合い言葉

「水道はコップなどを洗う時に出しっぱなしにせず、蛇口を極力しめています。うちは職業柄、洗車に水をたくさん使います。クルマを洗ったタオルなど、洗濯機を回す回数も1日に2桁に届きます。ここで全自動洗濯機を使っていると脱水も間に合わないので二槽式でなくちゃいけないなんですよ。節水は合い言葉ですし、タイマーをつけたりして無駄に回さないようにしています。」
「屋外の照明は全部タイマーがついていますので、日没日照時間に合わせて毎月細かく設定を変えています。営業時間は午後7時までですが、消灯時間は8時と決めています。ただ、電気自動車の急速充電器の周辺だけは、人感センサーをつけて、充電する方が近づいたときには安全に作業できるように配慮をしています。
うちは一階と二階は違う部署なのですが、お互い最後に帰るときには声をかけ合っています。そのおかげで、万が一電気の消し忘れがあっても二重にチェックできていて、節電、消灯に関しては「みんなで気をつけよう」という意識が浸透しています」

営業も電気自動車で

「電気自動車を普及していく上で私たちが心がけているエコ活動としては、たとえば、お客様の所にクルマを預かりに行くときに、なるべくコスト削減を目指して行こうと社内に声をかけています。ガソリンよりも圧倒的に電気自動車の方がコストも安いですね。営業マンのガソリン節約という観点からも、営業マンがリーフを購入した場合には、クルマ手当を少し厚くして、ガソリン車よりも環境にやさしい電気自動車の普及と、ガソリン代の節約につとめていこうと推進しています」(山崎さん)
グリーンチャンピオン 山崎智司さん
グリーンチャンピオン 総務部 総務グループ主任 山崎智司さん
「先日、家にソーラーパネルをとりつけました。使っている電気や発電している電気のプラスマイナスが「視覚化」されるって興味深いですね。「どこでこんなに使いゆうがやろ?」とついつい気になります。検針票ではそこまで気づかないと思うんですよ。でも、リアルタイムで見ると、朝起きて、昨日何キロ電気が起こせたかなと楽しみになりました。何より、電気にとって最も効率の悪いことは「熱にかえること」だとわかります。ドライヤーとかオーブントースター、これは使うと一発で電気消費量が跳ね上がります。数字が真っ赤です。見える化で俄然省エネに興味が湧きました(笑)」

会社情報

高知日産プリンス 販売株式会社本社 旭支店
高知県高知市旭町2丁目21
088-822-9112
http://map2.nissan.co.jp/c/h/TENPO/0580/010.html