｢照明などは、外が明るければ消していますし、昼休みは工場の方は12時から13時の間は休憩で消灯し、急ぎのお客様が来られたとき以外は基本消しています。特に担当は決めていませんが、気がついた人が消灯をします。事務所の方も照明は半分しかつけていません。電気代もかかりますので、使っていないところはこまめに消すことを心がけています。

冷房対策はできていますが、暖房については、建物の構造的に冬の冷えがとても厳しいので、暖房設定を20度にするのは難しいですね。床から足下はどうしても冷えこみますので、来店されたお客様にご迷惑がかかるんです。実際｢寒い｣と言われてしまうので、温度は高めに設定しています。お客様用の膝掛けも用意していますが、お客様がいらっしゃらないときはなるべく暖房を使わないようにしています。 設備的な問題もありますけど、暖房対策はとても難しいですね」

｢事務所はショールームとは別に暖房がありますが、つけていないのでかなり寒いです。電気で温まるオイルヒーターを使っていますが、これは一つしかありませんので。
営業さん、整備さんは事務所と工場を頻繁に出入りするので、効率面、体調面からも事務所の暖房は基本的に使わないんです」

「電気ポットのコンセントは必ず抜いて帰るようにしています。台所まわりは基本的に女性がするので、ゴミ捨てなどは男性がしてくれたりするんですけど、うっかりポットのコンセントを抜いてなかったりするんですね(笑)。すると翌日､事務員さんが「抜いてなかったやんか～」と言っています。やはりそういうところは女性の意識は高いんですよね(笑)」

「パソコンはみんなノートパソコンで、少し倒したら切れる設定になっているので使ってないときは基本的に閉めていますね。あるいはしばらくするとエコモードになるタイプのものを使っています。水は洗車にどうしても使わなくてはいけない分、洗い物などにはなるべく溜め洗いするなど工夫をして節水しています。

今、店舗ごとに経費がいくらかかっているか一覧で発表されますので、エコに力を入れるのは、経費削減の一環として取り組んでいるといえます｣

「以前はお客様の車の洗車をするときに足下が汚れないように新聞紙を敷いていたのですが、見栄えも悪いということで、日産の推奨している作業用の足マット、ハンドルカバー、ビニールカバーを使うようになってきました。そういうものも捨てるとゴミが増えるし経費もかかりますので、極力きれいに使って再利用するという努力をしています。

工場の方も、日差しがある間の作業では電気はできるだけ消灯しています。洗濯機も自動ですし、水の出しっ放しはしていないです。コンプレッサーなんかは壊れると空気が漏れっぱなしになって無駄に稼働するので壊れたら早急に修理するといったエコ意識は高いです。基本的に点けたら消すは当たり前になっています」