スタジオサインさんは常時5~6人いる規模のIT関連の事務所としては、とても優秀な省エネ効果をあげています。その秘訣は意外なところにあったようです。
「私達IT業界は「徹夜が当たり前」というようなイメージがありますが、今年度から残業を何とか減らそうという取り組みをしたんですよ。そもそも「仕事」というのは、生きていく手段の基礎を作るものなのに、家に帰って子供の顔も見ていないなどという業務形態ではいけない、繁忙期にたまにそれがあるとしても、やはり全体的にそれが普通なんて業界はおかしいよねという話し合いになったんです。
営業時間は9時~18時なので、なるべくその間に作業を済ませることができるスケジュールにしようと声をかけあうようになりました。それに残業すると光熱費も余分にかかります。冬は寒いので暖房もつけたくなりますよね。一人で灯油ストーブを使うのも気が引けますから、足下の電気ストーブを使いますよね。
やはり事務所内で誰かが四六時中いて作業していると、他の人も作業をやらなきゃという流れになると思うんですよ。だから逆に、私たちが早く作業を終えて帰ってあげることで、みんなで帰社する感じで広められたらいいなと思いますね。」
「朝15分の短いミーティングで皆の毎日の作業確認をして効率アップを図りながらしばらくやってみると、実際の業務量が減ったわけではないですが、その効果が確実に電気代などの削減につながったのではないかと思います」
- グリーンチャンピオン ウェブプランナー 福田佐代さん
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「水道代など、過去の検針票はなくなっていますが、グリーンチャンピオンの取り組みをするようになって集めるようになりました。
実際に検針票で気づくことはいろいろあるんだなぁと思いました。これからもたのしみながらがんばりたいと思います」