グリーンチャンピオン

グリーンチャンピオンレポート 有限会社スタジオサイン

  • 業種:システム開発・ホームページ企画・制作
  • 従業員数:5人
スタジオサインさんのオフィスはマンションの2階フロア。仕事の混み具合によって、週に3日アルバイトさんが来る大変忙しい職場ですが、グリーンチャンピオンの福田佐代さんを中心に、スタッフ全員が積極的に省エネへの取り組みを実践している会社です。

オフィスの冷暖房

「オフィス内は南に面していて、風通しのよい席とそうでない席があります。仕事柄、パソコンはずっと使っていますので、パソコンが密集していてコピー機があると、夏は空気がよどむように感じますので、扇風機と冷房をつけて調節しています。 冬は灯油ストーブの上にやかんを置いて保温と加湿をしています。灯油ストーブは結構強い火力なので、暑くなったら再々消して調節しています。足下に電気ストーブもありますが、ほとんど灯油ストーブで足りますね。肌寒いときは、百均で買った湯たんぽやひざかけを使っています」

職場でできることをやろう!

「普段来客がないときは打合せテーブルの無駄な照明を極力消しています。逆にお昼は打合せテーブルにスタッフが集まってお弁当を食べるので、ワーキングスペースはこまめに消灯します。そのため事務所内はかなり暗くはなりますね(笑)。手洗いの電気と換気扇も使うときだけ使うようにして、普段はつけていません。
コピー機は常時節電モードです。ここで打合せをしていて「ちょっとコピーしてきます」といっても、ウォーミングアップの間、コピーの前でちょっと待たなきゃならないのがじれったいですけど(笑)。それでも、できる限り節電・節約を優先しています。」
「私たちはウェブ上の作業でも紙媒体で確認が必要なところが多いのですが、そのチェックのためだけなら損紙で充分なので社内の打合せには裏紙を使います。A3の損紙も半分に切って両面を使いますよ。紙の無駄もなるべく防ごうと取り組んでいます」
冬は灯油ストーブの上にやかんを置いて保温と加湿

残業を減らして節電効果UP

スタジオサインさんは常時5~6人いる規模のIT関連の事務所としては、とても優秀な省エネ効果をあげています。その秘訣は意外なところにあったようです。
「私達IT業界は「徹夜が当たり前」というようなイメージがありますが、今年度から残業を何とか減らそうという取り組みをしたんですよ。そもそも「仕事」というのは、生きていく手段の基礎を作るものなのに、家に帰って子供の顔も見ていないなどという業務形態ではいけない、繁忙期にたまにそれがあるとしても、やはり全体的にそれが普通なんて業界はおかしいよねという話し合いになったんです。

営業時間は9時~18時なので、なるべくその間に作業を済ませることができるスケジュールにしようと声をかけあうようになりました。それに残業すると光熱費も余分にかかります。冬は寒いので暖房もつけたくなりますよね。一人で灯油ストーブを使うのも気が引けますから、足下の電気ストーブを使いますよね。 やはり事務所内で誰かが四六時中いて作業していると、他の人も作業をやらなきゃという流れになると思うんですよ。だから逆に、私たちが早く作業を終えて帰ってあげることで、みんなで帰社する感じで広められたらいいなと思いますね。」
「朝15分の短いミーティングで皆の毎日の作業確認をして効率アップを図りながらしばらくやってみると、実際の業務量が減ったわけではないですが、その効果が確実に電気代などの削減につながったのではないかと思います」
グリーンチャンピオン 福田佐代さん
グリーンチャンピオン ウェブプランナー 福田佐代さん
「水道代など、過去の検針票はなくなっていますが、グリーンチャンピオンの取り組みをするようになって集めるようになりました。 実際に検針票で気づくことはいろいろあるんだなぁと思いました。これからもたのしみながらがんばりたいと思います」

会社情報

有限会社スタジオサイン
〒780-0843 高知県高知市廿代町15-8 とらやビル 3F
088-872-0766
http://www.studiosygn.jp/